【BF】病 デッキレシピと解説 【バディファイト】
もうすぐ新弾が発売されるので、それに収録されている新しい属性、病のデッキを組みました。
弱くないんだけど…いまいちっていうのが正直なところ。カオスなんとかパックが出るのを今から待ってもいいんだけれど、それじゃデッキ構築する者としてはまだまだだよねって感じ。
以下レシピと解説。
フラッグ マジックワールド
バディ “死灰魔導”エルシニアス
デッキ63枚
モンスター 14枚
サイズ3
“死灰魔導”エルシニアス 4
死病神官 ザイルエボラ 4
サイズ0
死病術師 バリセラ 4
死病術師 ルベラス 2
魔法 45枚
究極大魔法 ワールド・パンデミック 2
コンテージョン・ゲル 2
大魔法 ディアグノーシス 4
大魔法 ラテント・インフェクション4
大魔法 GSラーニング 4
発症 -アウトブレイク- 4
マイコトキシン 4
大魔法インキュベーション・ピリオド 4
ナルコレプシー 3
レゼルボアの大魔法陣 2
ナイスワン!(最高だぜ) 4
セフィロトの講義 4
サンダー×グッバイ 4
アイテム 4枚
死の学術書 アナト・ミカイ 4
デッキ解説
病という属性は、現状フラッグ破壊(笑)をするデッキです。手っ取り早く言えば、打てば勝ちのカードを打つために戦います。
(フラッグ破壊をするカード。条件がめっちゃ重い)
条件がめっちゃ重いとあるようにめっちゃ条件が重いです(語彙力)。
ゲージ6はまだしもソウル8って…。とはいえパンデミックが通れば勝ちなので、使う価値は十二分にあります。というか使わないとアイデンティティが崩壊して酷い目に遭います。
・基本戦術
勝ち筋は何度も言うようにワールドパンデミックでフラッグを破壊して安全に勝つことです。
相手がサンドバッグだったら使うまでもないのですが、相手も文字通りファイターです。殴ってきます。このデッキは相手の攻撃を捌きつつ、相手をサンドバッグにする準備をしていきます。
数値の高いサイズ3をセンターに立て、魔法を連発して守りながら、アイテムにソウルを貯めて、最後はパンデミック。僕の勝ちです。となるのを目指します。
ただし、あんまりゆっくりしてるとデッキ切れで負けます。パンデミックを使ってデッキ切れしたら笑われます。はい。
・各カード解説
“死灰魔導”エルシニアス
バディモンスター。めっちゃ強い。
ドロップゾーンの病魔法2枚を使ってもいいよって感じのことが書いてあります。
バディなだけあってこれで戦うと言っても過言ではない。
エルシニアスのコールコストとして入れたいのは、
余裕がある時はアウトブレイクやGSラーニング、インキュベーション・ピリオド。
守りを固めたい時はコンテージョン・ゲルとナルコレプシー、マイコトキシンやラテントもちょいちょい使う。
一番必要になる締めのパンデミックもこいつのソウルから使います。
特に強い動きはやはり発症-アウトブレイク-とのシナジー。エルシニアスAのソウルからアウトブレイクをキャスト、エルシニアスBを回収。次のターンにはエルシニアスAがまずいないでしょうからエルシニアスBをコール、アウトブレイクをソウルに。アウトブレイクでエルシニアスAを回収。
これで無限にエルシニアスを出し続けられますし、レゼルボアがあれば毎ターンゲージに悩まされることもありません。
強力な逆天殺もありますが、正直これは罠です。使うとデッキ切れしやすくなってかなりしんどくなります。基本的にはレゼルボアを設置して、アウトブレイクやGSラーニングを毎ターン使ってゲージを稼ぎます。マイコトキシンもありますがこれも乱発するとデッキが切れやすくなる上に手札を使いすぎて息切れしやすくなるので注意。
ただ勿論ノーリスクで6ゲージ増えるので絶対使わないというわけではありません。不必要に使うのはやめときましょうって感じです。ライフ2だって盾1枚分ですからね。
死病神官 ザイルエボラ
防御の要。かっこいい。
こんなかっこいいカードあったら組みたくもなりますわ。そんな感じのカード。
防御が8000とかなり高めの水準。更に魔法を使うと相手のカードの防御を下げ、0になると破壊します。
多くのサイズ1は防御が3000もないので大体は圏内ですし、レゼルボアを組み合わせると5000まで圏内ですから数値低めのサイズ2も破壊できます。
ただ最近はバッツを筆頭にアトラやthe chaosは破壊耐性を持っているので周りにいる小さいのを破壊して被ダメを抑えるのが役割ですね。そいつらは攻撃も8000くらい軽く超えてきますしね。
あとアイテムも防御があれば破壊できるのでサツキとかは戦艦なのに病気になって死にます。デュランダルがなければブリドゥエンみたいなのも割れます。酸か何かか。
こいつがいる時に自分のターンを迎えるとソウルを増やせますが、まあ生きてたらラッキーくらいで。守りの要ですが大体の場合死んでるので。じゃあ結局誰で守るのかって話ですが、まあ自分の身は自分で守れってことで(ライフ回復)。
死病術師 バリセラ
病におけるダリルベルクのようなやつ。エルシニアスやナイスワンが拾えないのが惜しい。
ダリルベルクが弱いわけないじゃない。というかただでさえデッキの枚数増やしてんだからアナトミカイ引けるようにしないとかアホか。ってことで4枚。
出し得ではあるけど調子に乗ってるとデッキ切れするから注意。
死病術師 ルベラス
中々イカした顔してる奴。数値が高い(?)。
3000という数値って以外と大事なんですよ?ザイルエボラと連携してギアゴッド踏めるんですよ?エルシニアスと連携してアトラ踏めるんですよ?
真面目な話、枚数増やした方がパンデミックの条件が早く揃うので3〜4枚にしても全然いいと思います。ディアグノーシスでサーチが効くしやっぱ2枚でいいかも。ちょっと難しい枠。
究極大魔法 ワールド・パンデミック
切り札。実質必殺技。
使えば勝ち。角王は使えるけど角王出されて負けるってどういうこっちゃ。バーンノヴァはやべえか。いやおらんやろ。そんな感じ。
コンテージョン・ゲル
強い防御魔法。打撃下げられるの優秀。
ただし弱点があって自分のターン中使えないんですよね。なるべく自分ターン中に使えた方がアナトミカイに入れたりレゼルボアやザイルエボラが反応してくれるのでよさげ。
しかし防御魔法が足りなかったんで半端だけど2枚採用。
大魔法 ディアグノーシス
こんなに雑なサーチ魔法あってええんか。さほど強くないしいっか。
アナトミカイをサーチした後すぐソウルに入ってくれる優秀なカード。病の魔法をコストで落としたらエルシニアスで両方入れたりしても強いかもね。
エルシニアスに入れて次のエルシニアスをサーチする動きが強い。そして次にルベラスをサーチしてあげるとアナトミカイのソウルを稼ぎやすくていい感じ。
大魔法 ラテント・インフェクション
ライフを5点も回復できる素晴らしいカード。
相手のライフが回復しようが30点くらいまでならギリいけるので大した問題ではない。
それだけじゃなく対抗でソウル剥ぎに耐性を与えられるのがデカい。何がいいって対抗を持ってること。
自ターン中は回復を、相手ターンは対抗で投げる。2つの役割を持ってるのはいいことだ。
あとザイルエボラやレゼルボアがいる時はなんもされてなくても対抗で使った方がいい。勿体ない気もするけどそれで勝てるなら安い。
大魔法 GSラーニング
凄い竜王伝。マジで凄い。
今までオマケみたいなライフ回復だったけど2点も回復したら1回分くらいの攻撃をチャラにできるからね。素晴らしい。
エルシニアスで毎ターンのように使ってあげるとより強いね。竜王伝を毎ターン打ったらそりゃ強いわ。
ソウル2枚以上が最初だと少しきつい。インキュベーションで入ることを祈ろう。
発症-アウトブレイク-
GSラーニングと違ってドローしない分デッキに優しい。
エルシニアスでGSラーニングと一緒に使うと毎ターン2枚竜王伝を使ってることに。しゅごい。
マイコトキシン
凄いソロモンの書上巻。凄い。
病がいればっていう条件がつくだけでこんなに強くなるのか。
これ使ってるだけでエルシニアスの逆天殺がいらなくなってくるくらいゲージが溜まる。
つまりデッキが凄く減る。使い過ぎに注意。
大魔法 インキュベーション・ピリオド
数少ないズルできるカード。しかし運任せ。
一気に2枚入るかもしれないカード。2枚入れば次のターンからアナトミカイで追加ドローできるので安泰です。2枚入れば。
まあ1枚入るだけでも十分ですけどね。アナトミカイ、ルベラス以外にソウル増やせるカードないですし。ザイルエボラはインキュベーション以上に増やせるか分かんないから期待しない方がいい。2枚とも魔法じゃない時は、大人しく諦めましょう。そんなこともある。
最強クラスの防御魔法。マジでか。
全レストでかなりの数の攻撃をシャットアウトできる頼もしいカード。序盤は3ゲージがやや重いけど、エルシニアスとマイコトキシンやアウトブレイクを絡めれば大して気にならない。むしろ手札が危ういのでエルシニアスを駆使して手札を使わないようにプレイしていくといいかも。
レゼルボアの大魔法陣
とても強い。マジックの汎用魔法になりそう。
魔法使うだけで数値ダウンと何より打撃を下げるのがターン1とはいえデカい。ザイルエボラと一緒に使ったりコンテージョン・ゲルで打撃下げまくったりするだけで十分に仕事してる。
あとなぜかゲージが増える。ナイスワンが実質タダ。流石に使い得。
ナイスワン!(最高だぜ)
バディファイト界トップクラスの入れ得使い得カード。マジックワールドなのに使わない理由があるかい?まあ確かにインキュベーションやバリセラでめくると悲しいけどね。それでも使わない理由はない。
一応後半はアナトミカイも発動して手札にある程度余裕が出てくるので2枚も使えたら十分だろうかって感じ。あんまりやるとデッキが以下略。
セフィロトの講義
魔法がいっぱい入ってんだからそりゃ使うっしょって感じ。
手札入れ替えとゲージ稼ぎをしてくれる便利なカード。インキュベーションには引っかからないのがやはり悲しい。
割と変えてもいいかも。ただアナトミカイ引くのが最優先事項だし探せるカードを増やすのがインキュベーションに引っかからないことよりも大事。アナトミカイがなきゃインキュベーションも打ち損だしね。
サンダー×グッバイ
インキュベーションに以下略。
防御魔法として採用。手札が減らないどころか増やせる便利カード。
エルシニアスでアウトブレイクやGSラーニングを使って相手ターンまで無事でいれば、サンダー×グッバイでエルシニアスを戻してもう1回アウトブレイクとGSラーニングでアドを稼ぐ。レゼルボアで実質ノーコストになれるのも良い。
ルベラスを戻したりするだけでも強いしザイルエボラと一緒に除去してあげたら大分ダメージを抑えられそう。
死の学術書 アナト・ミカイ
最も大事なカードを最後に紹介する欠陥記事があるらしい。
装備して最初はノーコスト、次のターンからはライフをプラスにしていくいい感じのカード。
そして何よりもドロー効果。マジで強い。初手でアナトミカイ持ってインキュベーションで2枚入ったら脳汁が出るレベル。勝ったな(勝つとは言ってない)。
ちゃんとソウルガードもあるけど長老天武や逆天ミセリアみたいな無効にして除去が増えてきてるのでマイコトキシンをさっさと入れておこう。
ソウル2枚の時、自分のターン開始時にザイルエボラでソウル入れて条件達成してアナトミカイのドローができるか実はわかんない。できなかったら悲しい。
・入ってない病カード
死病司祭 ブルグマール
よく分からんカード。フラッグ破壊しろって書いてあるのに一人で殴りかかっていくよく分かんない人。殴って勝つデザインじゃないじゃん少なくとも今は。無理するな。
死病術師 マラリア
かわすみさんイラストの可愛いカード。使いたかった。
初期段階で枠がないから最初はなしにしてみようってことでやってたらなくても十分回った。ゲージなんか山ほどあるから手札くれ。
ザ・ホット・ゾーン
めっちゃ強いから入れようとしたんだけどエルシニアスは特に、ザイルエボラも割とすぐ死ぬのでパワーだけ下げてもなぁ、ってことでコンテージョン・ゲルと交代。ザイルエボラとのシナジーが凄いから使いたい。
マリグナント・テューマー
マラリアに同じく。なくても回る。破壊耐性でザイルエボラやアナトミカイを守れるのはいいけどゲージ使うにしたってコンテージョンゲルでいいかなって。そもそもアイテム破壊してくるデッキが最近めっきり減ったからアナトミカイが触られるのは滅多にないし。後攻もらった時にゲイルインパルス当てられるくらいかしら。なんにしろ対抗が手遅れだから意味なし。今後使う可能性がないわけではないので頭の隅に置いておこう。
・デッキ枚数
63枚になりました。スリーブがあったら70枚くらいにしたいけど数枚のために買うのもねぇ、ってことで若干少なめに。
病のカードは19種類ありますが、この19種類がマジで強い。ブルグマール君はちょっとよくわからないけど可能性はある。とにかくみんな強い。全部使おうとしたらそれだけで80枚ほど。
そこにナイスワン、セフィロト、サンダー×グッバイが入って、更にはハイディングボマーやフェイカウッ!まで使おうとしてました。
流石に80枚オーバーのデッキは灼熱地獄だって回したくはないし何よりスリーブがないのでなんとかこの枚数まで抑えました。コンテージョンやナルコレプシーは枚数が半端だからもう少し増やしたいくらい。
実際プレイすると、やっぱりもう少しあってもいいかなと思います。デッキが足りない。
病というデッキがちんたら動くのもそうなんですが、ちんたらしている間にもゲージをしっかり稼いでるのでゲージばっかり溜まってデッキ切れで負けることもしばしば。この際バディヘルプやタイムセールでさっさと引いてさっさと勝てるようにしてもいいのかもしれない。
ただデッキを増やすとアナトミカイを引くのが厳しくなりかねないという不安もあります。
アナトミカイが4、ディアグノーシスが4、バリセラが4で12枚、アナトミカイにアクセスできるカードを用意しても70枚だとほぼ6分の1ですかね。ちと危うい。ナイスワンやセフィロト、GSラーニングも使って全力でアナトミカイを引きたいですが、やっぱりキツいかもしれ
ないですね。
ですが、病を回すのに慣れてくると、デッキを20枚以上残してワールドパンデミックを使えるようになるので、実は今くらいの枚数が丁度いいのかもしれないです。
・最後に
以上、バディファイトの病デッキでした。
デザインが凄い素敵だし、明確な勝ち筋もある。カードも強い、とかなりいい感じですよ病。ちょっと使うのに練習がいるけどね。
ただ病デッキには最大の弱点があります。
相手にした時、ちょっと嫌な気持ちになるんです。
勝ち筋がフラッグ破壊=ほぼ完全ロックなので
他のデッキにある戦闘の駆け引きが薄いんですよね。攻撃が守られるかどうか、必殺技のコストは足りるだろうか、みたいな。
しかし病は最初に言った通り、最終的に相手をサンドバッグにするデッキなので、パンデミックを打ってからは相手はドローエンドを繰り返すだけになって楽しくないんですよね。それはよくない。
…よくないですけど、パンデミックを打つのって最短では2ターン目ですが、平均すれば4、5ターン目くらいなんですよね。
で、いわゆる環境トップである竜牙雷帝やthe chaosって2ターン目くらいにはライフ15点くらい軽く飛ばせるので、3ターンもあったら勝っててもおかしくないんですよね。他のデッキも同様。英雄であったりデンジャーであったり、攻めが得意なデッキはかなりキツいです。
まだ自分でも改良できると思うので、環境トップと渡りあえるくらいにまで調整してみたいと思います。無理を通せば道理は引っ込むのだ。諦めるのはインキュベーションだけにしとけ。
というわけで病の記事終わりです。ありがとうございました。