カードゲームオタクの思考置き場

カードゲームについて色々書いている。内容はなんとなく、参考程度に。

【BF】コンプリートカオスで強化された病のお話【バディファイト】

コンプリートカオスが発売ということで以前紹介した病デッキが爆烈強化されました。

今回の記事は新弾で追加されたカードについてそれぞれ解説していきたいと思います。

 

 

・機神大魔導 C・エルシニアス

めっちゃ強い。

解説終わり。閉廷。

病を爆烈強化してくれた凄いやつ。おいおいマジかよ。

とにかく書いてあることの全てが強い。数値が物足りないとかどうでもいいとにかく強い。

 

さて、これまで病は戦っていく上で様々な問題にぶつかってきました。コンセプトであるアイテムを装備できない、モンスターが尽きて継戦能力の低下、防御魔法が尽きて大惨事…などなど。

しかし、このCエルシニアスがいれば万事解決でございます。

というわけでいくつかの例を見ながらCエルシニアスの強さを解説していきましょう。

 

・アナトミカイがない時

病としては一番マズい状況ですね。コンセプト崩壊です。フラッグ破壊するためにはこいつにソウルを溜めておかないといけないのに、そもそもアナトミカイがないんじゃ話になりません。フラッグ破壊しないにしたってタダでライフや手札のリソースを増やし続けるんですからあるのとないのとじゃ別物ですよね。

ご安心ください。Cエルシニアスがいれば大丈夫です。

Cエルシニアスはその逆天殺能力によってデッキから3枚もの病魔法をサーチできます。控え目に言ってもすげえ。

この能力で、ディアグノーシスをサーチし、ディアグノーシスでアナトミカイをサーチすることができます。

実質的にアナトミカイをサーチできるカードが8枚使えます(不確定ですがバリセラも入れれば更にアナトミカイにアクセスしやすくなりますね)。

 

・モンスターが足りなさそうな時

病はサイズ3で戦っていくデッキです。序盤からザイルエボラで盤面のアドバンテージを取りつつ、詰める時には死灰魔導で必要なカードを揃えながらワールドパンデミックに繋げていくのが理想的ですね。

しかし昨今ではザイルエボラの防御8000はあまりにも不安です。5桁パワー当たり前になってきて今じゃカオスは10万ですよ。無理無理。更にはザイルエボラの得意な盤面のアドバンテージ稼ぎ、カオスはギアゴッドやパラサイトユグドラシル雷帝はバッツ、プリズムはアトラなど、破壊耐性が当たり前になってきています。ザイルエボラの立場がありません。

お任せください。Cエルシニアスの出番です。

Cエルシニアスでアウトブレイクをサーチしておけば、最低でも次のターンの分のモンスターを供給できます。更にディアグノーシスをサーチすればその次のターンまで。死灰魔導をサーチすればアウトブレイクを使って盤面をキープし続けられますね。

しかもCエルシニアスは魔法を使うだけで1ゲージブーストと、ライフドレインがあります。自分と相手のターンを往復で2ゲージと2点のドレイン(ライフ差4点)を稼ぐことも可能。リソースの用意まで周到です。

……ザイルエボラ君は…悲しい事件だったね…。

 

・魔法が足りなさそうな時

病の抱えるヴァイシュタッツことナルコレプシー。最近は適当な防御魔法じゃ捌ききれず、多少コストが重くてもこういった全体に効果を及ぼす防御魔法じゃないと守りきれません。

しかし、デッキに入れられるのは4枚が限度。早い段階で手札に持てるかはわかりません。

でもこれからは違う。Cエルシニアスのおかげでね。

Cエルシニアスでナルコレプシーをサーチすれば次のターンは恐らく無事でしょう。ゲージも心配いりません。Cエルシニアスにはゲージ加速の能力があります。ナルコレプシーと一緒にマイコトキシンをサーチしておけばゲージもしっかり確保できます。

 

 

そしてこのCエルシニアスにはもう一つ凄いところがあります。

上述のカードを全部まとめてサーチできるのです。

極端な話、手札がCエルシニアス1枚とコストがなんかあればある程度は動けます(無論強くはありませんが)。

逆天殺でデッキからディアグノーシスアウトブレイクナルコレプシーは流石にゲージが用意しきれないのでコンテージョンゲルやマリグナントテューマーを代わりにサーチしましょう。

これでソウル1枚のアナトミカイ、Cエルシニアスが盤面にいて、攻撃を1回は捌ける魔法、そして次のターンのモンスターまで確保できました。やべえなこれ。

実際は初手6枚なのでもっと色々な魔法が手札にあるでしょう。その時々に合わせて、足りないカードをサーチできるのもCエルシニアスの強みです。

おススメのカードはレゼルボアの大魔法陣です。

魔法使うだけで2ゲージとライフドレイン、数値ダウンまで。なんて組み合わせなんだろうか。

 

 

・C・パルボ

可愛い。終わり。

魔法使うと数値が下がる。地味に強烈なカード。

ホットゾーンを合わせると4000も下げられるし、ザイルエボラがいれば7000まで破壊できるようになります。ナイスコンボ。

しかもターン1じゃないのでバシバシ魔法を使うとバシバシ数値が下がる。凄い。

ソウルが剥がされないのは悪くないけど、最近はソウル剥ぐより素直に除去したり、除去しなくても殴りきれたりするしでいまいち。エニグマウイルスやマイコトキシンもあることだしね。

使い手だから当然なんだけど伝染性弱化ガスとも相性がいい。数値下げまくればザイルエボラもいくらか楽になるんじゃないかな。ギアゴッドとドラグロイヤー以外は。

 

 

・死病術師 モルドル

鳥。終わり。

ソウルを増やしてくれる逸材。お前を待っていたんだ。

ただ増やすだけじゃなくてドローしてくれるのが助かる。インキュベーションピリオドよりもよっぽど信頼できる。(こういうこと言うと不機嫌になってインキュベーション使っても病魔法をめくらなくなるので注意しましょう)

地味に素敵なのは死灰魔導のエルシニアスとの相性が抜群なこと。

手札がナルコレプシーだけでは手札コストを払えないので使えませんが、死灰魔導のソウルに入れてドローすることで、ソウルからナルコレプシーを使い、引いたカードをコストにすれば、無事ナルコレプシーを使って1ターン物にすることができました。これは実に大きな進歩ですね。

ま、細かい事考えずアナトミカイに入れるだけでも十二分に仕事はするので気楽にいきましょう。入れるカード自体はなんでもいいのですが、モンスターを手札から入れる時はソウルガード持ちのモンスターに入れた方が得かもしれませんね。

 

 

エニグマ・ウイルス

見たことある気がする顔。終わり。

ついに出てしまったかメタ魔法。無茶しやがって…。

最近は効果で登場するのが流行りなので刺さる場面は多々ありますね。chaosとかchaosとかchaosとか。ちょいちょい雷帝とかにも刺さりますね。

一番美味しいのはギアゴッド1000の登場に対抗で使った時ですかね。ドラグロイヤーとCバッツを出したかったろうに残念だねえ。アクアリオとか使って手札から素出ししたのなら本来得られていたアドもないまま動いているのでダメージに変わりはないでしょう。Cバッツの効果でも出てこないし。カオスギアは凄いけどね。

さらっとソウルに入ってると効果付き。アナトミカイの下にこれとマイコトキシンばっかり入れとけばロキだって怖くない。

死灰魔導の下に入れれば邪魔されずに妨害できるしかなり鬱陶しい組み合わせ。アウトブレイクで死灰魔導を回収し続けながらエニグマを使うともう大変って感じ。1000は逆天殺してきますからテトラがいないうちにバシバシ殴っておきましょう。

…ただし病側が先攻を取らないといけないのでじゃんけんには勝ちましょう。数少ない先攻有利なデッキタイプです。

 

・伝染性弱化ガス

弱くなぁれ。終わり。

上の効果は正直いまいち。一人がバシバシ殴ってくるタイプ(バールバッツドラグロイヤーとか凄い)には効果てき面ですが、環境筆頭はchaos。つまり複数で囲んでリンチしてくるようなゲームが多いですからね。しかも雷帝だってゲージは潤沢ライフもたっぷりあるからいまいち刺さりきらないのが悲しい。

このカードの本領は下の効果。ソウルにあるだけで相手のカードの数値を下げます。

例えば、今回私が爆推ししたCエルシニアスがセンターにいる時、弱化ガスが1枚あるだけではいまいちですが、2枚入ればダリルベルクを、3枚入ればクアッドラングを、4枚入ればCテトラまで攻撃を弾けます。勿論死灰魔導で入れたりしてもいいのですが、やはり一番はアナトミカイの下に4枚入れたいですね。常時4000も下げれば大体の攻撃は受けられますし殴り返しだってできます。ギアゴッドは無理ですけど。ホットゾーンを使えば更に受けられる範囲が広がりますね。ギアゴッドは無理ですけど。

ただ、先述の通り手札から使ってもそんなに強くないので、Cエルシニアスの逆天殺コストやチャージしてドロップにさっさと落としてしまいましょう。

 

 

 

以上、新しい病のあれやこれやでした。

病はとっても強くなりそうですね!chaosはその100倍くらい強くなりますけどね!!

まだ強化されるんだろうなーとは思ってたけどここまでガッツリ強化されたら来年もchaosでばっちり遊べそうな気がしますね。ここまで強いchaosを過去にするレベルの爆烈カードが次シリーズで出るんだとしたら恐ろしいですね。

まあ割と気の効くバディファイトですから爆烈テーマを出したら周りのテーマにも爆烈カードをくれるので、ある程度地力のある病だったら数種類爆烈カードが増えてくれればまたある程度は遊べるので、まったり遊んでいきましょう。