カードゲームオタクの思考置き場

カードゲームについて色々書いている。内容はなんとなく、参考程度に。

【BF】病デッキ レシピと解説【バディファイト】

 

なんか久々に書きたくなったけど書けるようなデッキが病くらいしかないから病についてつらつらと。

ていうか病とかいうデッキの解説記事少なくないですか。検索したら自分の記事が出てくるくらいなんで更新を兼ねて置いときますね。

 

 

 

◯参考レシピ

 

フラッグ マジックW

バディ 機神大魔導 C・エルシニアス

 

デッキ

 

モンスター 16枚

神大魔導 C・エルシニアス 4

滅死灰大魔導 エルシニアス 4

甘美タル愉悦 C・エルシニアス 4

死病術師 ルベラス 1

死病術師 ネラ 1

秘匿の闇医者 グリモ 2

 

魔法 36

大魔法 GSラーニング4

発症 -アウトブレイク- 4

振り撒く者 4

大魔法 ディアグノーシス 4

レゼルボアの大魔法陣 1

大魔法 インキュベーション・ピリオド 1

大魔法 ラテント・インフェクション 1

インフェクション・ハザード 2

大魔法 ワールド・パンデミック 2

マイコトキシン 2

エニグマ・ウイルス 2

ナルコレプシー 3

ホーリーマジック 3

ナイスワン(最高だぜ!) 3

 

アイテム 4

死の学術書 アナト・ミカイ 4

 

合計 56枚

 

 

◯コンセプト

大魔法ワールドパンデミックを使います。勝ちます。

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というのは間違ってないけどそうはいかないんですよね。悲しいなぁ。

ワールドパンデミックを使えば大体勝ちなんですが、昨今はロストWによってパンデミックから復帰したりするので、一概に勝てないんですよね。神ガルガなんかも使えちゃうのでなおのこと厳しい。

とは言え、ライフ回復が得意なので、相手がロスト化する前にライフを20くらい抱えれは恐らく多分きっと耐えられるので。無理ならナルコレプシーで頑張りましょう。無理なら無理です。

 

 

 

 

◯カードの紹介

 

・振り撒く者

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大分前のプロモだけど一応解説しておきましょう。

ターン中の破壊耐性を付与してソウルイン、自分のターン開始時にドロップから1枚ゲージへ。

控えめに言って神のカード。これのおかげで病が出張パーツになれる程度には病の価値を上げたカード。

シンプルに破壊メタとして握るのはもちろん、ソウルがもう1枚欲しい……って時にサーチして使うだけでも十分仕事をします。これのおかげでアナトミカイのソウルが溜まりやすくなったので、ドロー効果が発動しやすくなりましたね。マジで凄い。

ゲージを増やす効果も中々都合よくできてて、今までの病ではゲージを増やそうとすると、デッキの枚数が減って、デッキ切れで負けかねなかったのですが、振り撒く者はドロップからゲージに置くので、その心配がありません。

しかも複数枚あれば全部反応するので、最大で4枚のゲージが毎ターン増えていきます。これでパンデミックまでの道がかなり短くなりましたね。4ゲージ増えてるってことは4枚ソウルに入ってるってことだからそっちも楽になってますね。パーフェクトだインフェクター。

一応メモですが、ゲージに置くのはアナトミカイを優先的に置きましょうね。モンスターはアウトブレイクで、魔法はホーリーマジックや愉悦エルシニアスで使うので、ドロップに残しておきましょう。ゲージを使う時も振り撒く者で置いたゲージは後回しにしておくと、GSラーニングやアウトブレイクでゲージに行ったかもしれないカードを探しやすいですからね。

 

 

 

 

・滅死灰大魔導 エルシニアス

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バディクロニクルが出た時に解説してないからついでに。

アイテムサーチが出来るエルシニアス。ついでにソウル溜めまでできちまうんだ。

控えめに言って神。流石神バディファイトだ。

アイテムサーチはさることながら、ソウル溜めまでしてくれるのがナイスな一品。これを出してアイテムサーチ、マイコトキシンでゲージを戻すだけで

・アイテムに無効化耐性、ソウル1枚

・ライフ4点回復

がついてくる上アナトミカイの能力でも1枚ソウルが増えますね。嬉しい。

もちろん相手ターン中にも発動するので、振り撒く者で破壊耐性を与えつつ更にソウルが増えます。このエルシニアスのおかげでアナトミカイのドロー効果が簡単になったのがやはり大きいですね。今までナルコレプシーを使う関係上手札のリソースが厳しかったですからね。

また、能力にターン1がないため、1体出して効果を使った後、2枚目を出すプレイも中々有用です。ライフ回復やソウル溜めもありますが、アイテムサーチを2回やることで、デッキの圧縮率、要はアナトミカイを引いてしまう確率が減るので、今までアナトミカイを引いちゃって実質的にドローができなかった、という場合が減ります。有効ドローが増えるのは短期的に見ると実感しづらいですが、割と大事な要素なので覚えておくとたまにしょっちゅう使います。ゲージ管理はしっかりやってね。

 

・甘美タル愉悦 エルシニアス

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既存の死灰魔導エルシニアスと似たテキストですな。しかし強さはダンチ。

ドロップからソウルを2枚入れ、ソウルにある魔法を使えます。ついでにサイズ0になります。

 

サイズ0になります。

 

マ?

 

既存の死灰魔導だと、そいつだけで場にサイズ3がいるのでそれ以上はサイズ0の死病術師、つまりエルシニアスが複数体は並ばなかったのですが、サイズ0になるので他のエルシニアスと一緒に並べるのです。(それって絵面的にいいんですかね。まあいっか)

神大魔導と並べばゲージやバーンダメージで圧をかけられますし、滅死灰大魔導といればソウル溜めが捗りますね。これが中々重要。

また、当然ですがこの愉悦エルシニアスは複数体並べられるので、2体出しておくだけでも使える魔法が4枚になるので実質ナイスワンのように使えるんですよね。ディアグノーシスでばっちりサーチしていけ。

 

・死病術師 ネラ

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地味に増えてるサイズ0。手札を捨てるとレスト、ついでに起きなくする。

最近流行りのアトラに強いんですよね。アリスなんかも止まっていい感じ。

今までは相手の攻めに対しては大体ナルコレプシーで捌いてたんですが、1体しか来ない時とかはナルコレプシーだけじゃ手札の消費が凄すぎて、ジリ貧になりがちなんですよね。しかしネラならピンポイントに止められる上、トルマリングリーブでのスタンドもケアできるため中々優秀。

メイン中に除去しようとしても振り撒く者でケアしやすいしいぶし銀な1枚。

 

・インフェクション・ハザード

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ネラや愉悦エルシニアスと一緒にバッツVSギアゴッドで追加された1枚。情報出た時これしかないかと思ってたけどそれでも十分喜んでました。そしたらおまけがついてきたので泣いて喜んでました。

魔法に無効化耐性、魔法を使うとソウルが溜まるかも。

アナトミカイのソウル溜めが早くなるかも。ついでにエルシニアスを選んだりすると新しい魔法を使えるかもしれない。中々優秀。

無効化耐性がつくことで桜吹雪なんかをケアできるようになりました。帰ってきてもいいんやで桜吹雪。

 

・秘匿の闇医者 グリモ

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バディアゲインで追加されたコスプレ冒険者の一人。まさか出るとは思ってなかったよ。ありがとな。

アイテムに耐性、サイズが0に、アタックするだけでソウルが溜まってついでに1ドロー。

優秀かよ。控えめに言って強い。

まず初手でアタックする選択肢としてとても優秀。先攻でエルシニアスが適当にパンチするより遥かに強い。しかもドローするし、アナトミカイの追加ドローもしやすい。ぱねぇな。

サイズ0になるのも優秀で、色んなエルシニアスの横にサラッと立てるのが優秀。耐性はあるしドローもあるしで結構欲張りな1枚。

 

 

ホーリーマジック

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感動の1枚。あまりの強さに11枚買ったくらいには強い。

ドロップの魔法を戻しまくると効果が増えていく魔法。3枚以上戻すと2ゲージ2点回復、6枚以上戻すと2ドローが追加、9枚以上で3ダメージが追加。

マジックWを変えた最高のカード。これだけでマジックWを使うのが楽しくなる素晴らしいカード。

病におけるこのカードは、手札やゲージを増やすリソースの役割と、デッキ回復の2つがあります。

従来の病ではゲージはマイコトキシンや振り撒く者で簡単に稼げたのですが、手札だけは中々厳しくて、ナイスワンや死灰魔導で地道に増やしてきましたが、ナルコレプシーですぐ使っちゃうし、レスト耐性があるモンスターに対しては更に防御札を使う必要があるので、すぐに手札が枯れてしまいます。

そこにホーリーマジックが現れたことで、いくらか改善されました。単純にナイスワンが増えたようなもんですしね。そのため、このデッキにはなるべく多く病魔法が入っています。

何よりデッキ回復ができるのは大きいですね。今までデッキ切れに怯えながらゲームをしていたのが嘘のようです。リソースを好きなだけ増やして、ホーリーマジックでデッキを回復。こんなことがあっていいのか。ありがとう開発。

同じ役割としてロストWもありますが、ゲージに落ちたりすると二度と帰ってこないので、素引きしなければいけない上、2枚という上限付きです。だったらメアリースーなんかでサーチできるかもしれないホーリーマジックの方がいいかなって。結果的に安上がりになるのも嬉しいですね。

 

・大魔法 ソリューション A・T

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今回は採用を見送ったカードですが、一応紹介しておきましょう。

攻撃を無効化しながらソウルに入り、しかも1ドロー付き。更にソウルにあったらダメージまで。盛りすぎでは?

……なのですが、盾というカードの性質上、相手の攻撃に対してしか使えず、自分のターン中はまともに仕事ができないのがネック。ナルコレプシーも同様ですが、こちらは1回しか攻撃を止められないのに対してナルコレプシーは2回以上の攻撃を止められます。レスト耐性は攻撃無効耐性と同じようなもんなのでノーカンです。

とはいえ、簡単にソウルに入るカードなので、採用は全然ありですね。1枚くらいならホーリーマジックで戻せるしありかも。

……ただダメージ効果がアトラみたいなやつらに刺さらないからCエルシニアスと一緒に泣いています。

 

◯今の環境的にどうなんですか?

やめた方がいいです。

勝率で言えば、割と悪くないと思います。ナルコレプシーが多くのデッキに刺さり、サーチに再利用までできるのが大きいですね。

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ナルコレプシーがあまり刺さらないデッキ、つまりはレスト耐性や、出し直しの多い童話のようなデッキに対しても、持ち前のライフ回復の量やエニグマウイルスである程度ケアができます。

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アフターグロウやゴッドヤンキー、あんきらみたいのように、こちらのリソースを刈り取るタイプのデッキに対しては難しいところですが、リカバーベールを採用すればいいかと(レシピに入ってないのは私がそれらのデッキと対面した回数が少ない故です。大会に出るなら入れるのが無難です)。

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……ただ、昨今のデッキって何かとデッキを回すんですよね。ドローやサーチが増えた分、1ターン内にできることが増えたため、ターン当たりの時間がかかります。病側もサーチが多く時間がかかりがちなので、元より注意が必要なデッキです。

つまりお互いに時間を食って時間切れになる可能性の高いデッキなので、制限時間が20分くらいでは足りない可能性があります。なんてこったい。

どうしても使いたいって場合は思考時間を極力減らすしかないでしょう。そういう意味ではさっさと勝つためにロストWを採用してもいいでしょう。ドローソースも多いのでロスト後のカードをたくさん使えますしね。

 

 

◯終わりに

病デッキは使ってる側は楽しいので、フリー対戦で友達に嫌な顔されながら使ってください。何されても大体どうにかなっちゃうので気分がいいです。ヴァニティ刻だけヤバいから頑張ってください。

 

最近は病がじわじわ強化されてて嬉しいばかりです。インキュベーションピリオドみたいなねがもう1種類くらい出ると、上振れが凄いんですけどね。待ってます。

 

当記事へのご意見や文句はいくらでもどうぞ。いいぞドンドン喋ってくれ。君の考えを吐き出す場になったのなら幸いなのだぜ。