【BF】コンプリートカオスで強化された病 デッキレシピと解説【バディファイト】
私事ですが病の記事ばっかりになってきました。他の記事も書け。
さて、新弾で病が強化されたというのは以前の記事で書いた通りです。
今回は私が新たにチューニングした病デッキをご紹介します。前回の病デッキといくつか比較する場面もありますので、前回の記事を読んでからだとよく分かるかと思いますので是非(ステマ)。
使用フラッグ マジックワールド
バディ “死灰魔導”エルシニアス
モンスター 17
サイズ3
“死灰魔導”エルシニアス 4
機神大魔導 C・エルシニアス 4
四角炎王 バーンノヴァ 1
サイズ2
世界の中心 メアリー・スー 1
サイズ0
死病術師 バリセラ 1
死病術師 モルドル 4
死病術師 ルベラス 2
アイテム 4
死の学術書 アナト・ミカイ 4
魔法 42
エニグマ・ウイルス 2
究極大魔法 ワールド・パンデミック 1
コンテージョン・ゲル 1
ザ・ホット・ゾーン 1
大魔法 インキュベーション・ピリオド 4
大魔法 GSラーニング 4
大魔法 ディアグノーシス 4
伝染性弱化ガス 4
ナルコレプシー 4
発症-アウトブレイク- 4
マイコトキシン 3
マリグナント・テューマー 4
レゼルボアの大魔法陣 2
ナイスワン(最高だぜ!) 4
・基本戦術
以前紹介したように、ワールド・パンデミックを使えばほぼほぼ勝ちなため、それを狙って動いていきます。パンデミックの発動までの準備が難しいため、時間稼ぎを十分にできるようにしましょう。
・以前との相違点
要は新たに入れたカード、抜けたカードです。
IN
機神大魔導 C・エルシニアス
四角炎王 バーンノヴァ
世界の中心 メアリー・スー
死病術師 モルドル
エニグマ・ウイルス
ザ・ホット・ゾーン
伝染性弱化ガス
マリグナント・テューマー
OUT
死病神官 ザイルエボラ
大魔法 ラテント・インフェクション
セフィロトの講義
サンダー×グッバイ
その他枚数調整
今回の記事ではこれらのカードの採用不採用について取り上げてみようかと思います。
死病神官 ザイルエボラ
コンプリートカオスによって数値を下げるカードか大幅に増え、やや追い風となったカードですが今回は不採用となりました。
理由は2つ。
・モンスターが増えすぎること。
・破壊耐性の増加。
病はアナトミカイのソウルを増やしていくことを目標に行動します。そのために一番手っ取り早いのはインキュベーションピリオドを使うことです。
これを使えば最大2枚ソウルが増えるので、極端な話これを4回使えばアナトミカイのソウルは8枚になりワールド・パンデミックを使えます。
しかし、ザイルエボラはモンスターなため、インキュベーションピリオドでめくってしまうとソウルが増やせません。また、ザイルエボラにもソウルを増やす効果がありますが、昨今の攻撃性能の高さを考えると、自分のターン開始時というのは遠すぎるのです。
破壊耐性の増加もこれに関わってきます。以前はバッツやアトラ、ギアゴッドのようなエースモンスターの攻撃さえ耐えられれば、といった調子でもよかったのですが、バッツの大幅な強化とカオスに追加されたパラサイト・ユグドラシルが問題となってきています。
攻撃が数回程度であれば防御魔法を1枚くらいとソウルガードで十分でしたし、ザイルエボラの8000という防御力も壁として優秀でした。
しかし、竜牙雷帝登場後、攻防の数値は10000が基準となってきました。バールバッツは13000の攻撃力を持ち、アトラも設置魔法で10000に近い数値を持ち、カオスはギアゴッドだけでなくフラッグまでもが防御10000になりました。
更にパラサイトユグドラシルです。デカいモンスターがいてもそこを無視して周りのモンスターを破壊すればある程度は耐えられましたが、それすらできないのであれば、ザイルエボラにはもう立つ瀬がないでしょう。レヴァンティン相手なんか数値のマイナスすらろくに振ることができないですし散々です。
これらの理由からザイルエボラは残念ながら不採用となりました。
とはいえ、ナルコレプシーを使えば無事にターンを迎えられる場合がほとんどなので、やっぱり使う!となっても不思議ではありません。弱化ガスやホットゾーンとの相性は抜群ですしね。
そしてその枠に新たにCエルシニアスが入っています。
めっちゃ強い。これの強さについては前回の記事に書いてあるので詳しくはそちらへ。
さて、このデッキでのこのカードは主にエニグマウイルスをサーチするのが役割です。エニグマウイルスの有無でカオスと対面する辛さが変わります。マジ無理からめっちゃきついくらいに変わります。大体同じですけどね。
似たようなタイプとしてメアリー・スーも採用しました。
Cエルシニアスのサーチ効果は強力ですが、逆天殺ですからゲームに1回きりです。
序盤に必要ないパンデミックをサーチしてる余裕はありません。そんな時にメアリー・スーでパンデミックを持ってきましょう。それ以外にも手札に足りない魔法をもう1枚サーチできます。…それでもCエルシニアスだけで大体事足りるしピン積みなら別のカードに変えちゃった方がいいかもしれないですけどね。
これらと同タイプのバリセラもCエルシニアスの登場によって減らしました。こっちはディアグノーシスでサーチができるため、ディアグノーシスがダブった時にバリセラをサーチして別の魔法に変えられると無駄にならないでしょう。
大魔法 ラテント・インフェクション
ライフ回復カードですが、Cエルシニアスでナルコレプシーを回収して、ライフ回復をしなくても攻撃を受けきれるようになったため不採用に。対抗でも魔法を使えるという点では確かに優秀ですが、それなら攻撃を1回受けられるという点でマリグナント・テューマーの方がいいためそちらに変更しました。
暗殺鬼の骼にアナトミカイを割られないようにメインで使ったりするので覚えておきましょう。
また、ザ・ホット・ゾーンもCエルシニアスとは相性がよく、ノーコストで8000までの攻撃を受けられるようになります。
ホットゾーンのコストを無くすためにはソウルを増やす必要がありますが、そこで出番となるのが新しく追加されたモルドルです。
アナトミカイの起動効果、モルドル、インキュベーションかルベラスで3枚のソウルを用意できます。
また、モルドルは死灰魔導との相性も良く、ナルコレプシーを死灰魔導に入れると強いです。これも詳しくは前回記事をどうぞ。
セフィロトの講義
メアリー・スーでディアグノーシスをサーチして確実にアナトミカイを持てることに気づいて抜きました。ゲージを増やしながら動けるのは強いですが病魔法じゃないしどうでもいいなって感じです。
サンダー×グッバイ
強いには強いんだけどCファニングやブラックサンドキャッスルで簡単にケアされるので不採用に。自分のモンスターを回収するのであればチェケラウ!を採用しましょう。あっちの方が強いかもしれません。
伝染性弱化ガス
ザイルエボラと相性がいいのにあっちは抜けました。こっちは入ります。
Cエルシニアスでも耐えやすくなるのは大きいですし、4枚入っていれば一応インフィニティカオスにも殴りに行けます。ルベラスやモルドルみたいな細かい数値のやつらでも殴れるのはやはりデカいですね。
ホットゾーンと合わせると更に広い範囲まで受けられるのも嬉しいですよね。
四角炎王 バーンノヴァ
ザ・最後の手段。カオスなんかはマジで攻めがヤバいのでナルコレプシーを拾いきれなくてそのまま殴られることもあります。とにかくターンをもらって長生きしたいのでバーンノヴァまで採用しました。バーンノヴァで自分の盤面は吹き飛びますが、アナトミカイはソウルガードがあるので耐えることができます。その後アナトミカイにソウルが一杯あれば、2ドローしてターンを始めることができるので他のデッキで使うよりも少し楽に使えます。ゲージもたくさんありますしね。
ここからは先日大会に参加した時のレポートを残しておきます。
大会参加人数は確か9人。全4回戦でした。
1回戦 ダンジョンW 騎士(ブリッツティーガー) 先攻
初手Cエルシニアスの逆天殺、ナルコレプシーとディアグノーシスとレゼルボアをサーチ、ディアグノーシスで死灰魔導をサーチ、アナトミカイを装備してターン終了。
相手もカミル登場から武器を2本装備、ヴィクトで2枚ドロー。安定の動きですね。私はナルコレプシーで全員寝かして、ターンをもらいました。
それからは死灰魔導でナルコレプシーを回収して攻撃を止め続け、ソウルを貯めてワールドパンデミックして勝ちました。
2回戦 the chaos 先攻
Cエルシニアスを無事握れたため、エニグマウイルスを回収してアナトミカイを装備。
相手がギアゴッド1000をコールしようとした所に対抗でエニグマウイルスをキャスト。
相手の攻撃をナルコレプシーで捌き、死灰魔導をコール、エニグマウイルスとナルコレプシーを回収し続けてジリ貧になったところでパンデミックを使って勝ちました。
カオス相手にパンデミックを使う時はアップグレードを警戒して、パンデミックを使ったらすぐに勝てるように予めCエルシニアスでライフを削っておきましょう。
3回戦 the chaos 先攻
初手にアナトミカイもCエルシニアスもなく、大した動きもできないまま負けました。流石に無理。
以上、新しくなった病デッキでした。
中々いい感じになってるかと思います。カオスが爆烈強化されたのと同時に他のデッキも爆烈強化されています。知り合いにデュエルゴーレムでしばしばカオスを先攻で轢いてる人もいますし。ちなみにその人がさっきの大会で優勝しました。
暗殺鬼も場を簡単に破壊できるようになったし外道丸で数値を下げることもできて、かなり強くなってます。
意外とカオスだって倒せちゃうかもしれません。頑張りましょう。